哲学ナックルダスター

主に東洋古典を自分の言葉で噛み砕いてくブログ。たまに俳句を詠んだり、他の記事も書きます

北渓字義ノート 60 二十五 鬼神(1~2)

前回の続き

kamata-ei.hatenablog.com

北渓字義  二十五章 鬼神(全39節)

二十五-1

鬼神の説明は長くなるので、いくつかの項に分ける。

①古の本に書かれている鬼神本来の意味

②古人の祭祀について

③後世の淫祀について

④後世の妖怪について

二十五-2

程子「鬼神は、造化の迹なり」

張載「鬼神は、二気の良能なり」

→どちらも適切な説き方。

造化の迹→陰陽二気の働きが、天地の間にはっきりと現れた場合のこと

良能→陰陽二気の屈伸往来が自然であること

鬼神は陰陽二気の屈伸往来のこと。

陰と陽の二気

神は陽の霊、鬼は陰の霊。

霊は自然に屈伸往来して、活き活きとしている。

一気から言うと

気が伸びてやって来る時は陽であり神。

気が屈して去って行く時は陰であり、鬼。

春と夏は気が長じているので陽であり、神。

秋と冬は気が既に退いているので陰であり、鬼。

本当は、二気と言っても一気に外ならない。

 

 

続く