哲学ナックルダスター

主に東洋古典を自分の言葉で噛み砕いてくブログ。たまに俳句を詠んだり、他の記事も書きます

北渓字義ノート 52 二十二 礼楽(1~3)

前回の続き

kamata-ei.hatenablog.com

北渓字義  二十二章 礼楽(全5節)

二十二-1

礼楽→大本があり、文がある。

礼は中。

楽は和。

中和は礼楽の大本。

大本と文→どちらか一方でも欠いてはいけない。

礼の文→玉帛や俎豆の類。

楽の文→声音や節奏の類。

中和があり、それを玉帛や俎豆、声音や節奏で文(かざ)らなければ、礼楽にはならない。

中和の意思を守るだけなら礼楽とは言えない。

二十二-2

心について

礼→恭敬を願う心。

楽→和合を願う心。

内面に恭敬と和合を願う心がある。

心を示す方法

賓客をもてなしたり、祭祀を行う時に玉帛を捧げたり、俎豆にお供え物を盛ったり、音楽を演奏して心を示す必要がある。

内と外が相伴ってはじめて礼楽となる。

①宝物の捧げものや楽器があっても心が無い。

②心があっても宝物の捧げものや楽器がない。

①と②は礼楽にはならない。

二十二-3

礼は序。

楽は和。

序に続いて和がある。

序である礼を失うと不和となる。

 

続く