哲学ナックルダスター

主に東洋古典を自分の言葉で噛み砕いてくブログ。たまに俳句を詠んだり、他の記事も書きます

メモ書き「権利のための闘争」3

前回の続き

kamata-ei.hatenablog.com

 

34頁

イェーリングもサヴィニー=プフタ説を教えられてきた。

これは真理か?

造られた軌道上を進むことはできるが、新たな方向は定められない。これができるのは法律の制定、一定の目標を目指す国家権力の意図的行為だけ。

法の改正→現存の諸々の権利や私的利益への思い切った介入によってのみ実現できる。

既存の法と身分、利益が結びつくので、これら利益を侵すことなしに既存の法を廃止することは不可能。

試みは既存の利益からの抵抗を生み闘争は不可避となる。

それぞれに現状を守ろうとする諸利益の対立の力関係。

36頁

既存の法が利益に支えられている場合、新たな法の登場には闘争による勝利が必要。

闘争は何世紀にも及ぶ場合もある。

既存の権利=法も新規の権利=法も正義の旗印を上げているので激烈な戦いになる。

法の歴史の成果…奴隷制農奴制の廃止、土地所有や営業や信仰の自由、みな何世紀にも及ぶ闘争で得られたもの。法の歩んだ道は血染めの道であり、踏みにじられた古い権利=法で敷き詰められた道。

「法とは自分の子を喰らい尽くすサトウルヌスである」

法→過去を清算することのみで若返ることができる。

法の理念は永遠の生成に存し、生成したものは新たな生成に席をゆずらなくてはいけない。

「成りし物は全て滅ぶに値す」(メフィストフェレス)

 

今日は疲れたのでここまで。

 

続く