哲学ナックルダスター

主に東洋古典を自分の言葉で噛み砕いてくブログ。たまに俳句を詠んだり、他の記事も書きます

Laozi said so. 10:第39章~第40章

前回の続き

kamata-ei.hatenablog.com

もうちょっと書く。

老子道徳経第39章から

 

老子道徳経 第39章

大昔に道から出る気を得たものが有ったんだ。

気を得てから天は清らかになり、地は安定して、神は霊力を手にし、谷は水を貯えるようになり、万物は生まれ育ち、王や諸侯は天下を治めるようになった。

これもみんな道から出た気の働きによるものなんだ。

もし、天が清らかでなければ天は裂け、地が安定しなければ地は崩れ、神が霊力を失ったら神は消滅し、谷が水を貯えられなかったら谷は干からびて、万物が生まれ育たなければ万物は死滅し、王や諸侯が政治を任せられる高貴な存在でなくなったら王や諸侯はその地位を失うことになるだろうね。

そこで、高い位にいる者は低い位のものを基準とし、高いところは低いところを基準とするんだ。

王や諸侯は「孤児」、「徳の無い者」、「善行に励まない者」と自称する。これは低い者を基準としている証拠になるんじゃないかな。

数多くの名誉を求めても栄誉を得ることはできない。綺麗な宝石になろうとしてはいけない。そこらへんに転がってる石ころになるのを目指すんだよ。

第40章

道の世界に戻そう戻そうとするのが道の働きであり、そして万物を柔弱にしようとする。

万物は全て世界の中から生まれるけど、その世界は「無」とも言える道から生まれるんだよ。

 

今日はこれくらいで。

 

続く