目眩帳

主に東洋古典を自分の言葉で噛み砕いてくブログ。たまに俳句を詠んだり、他の記事も書きます

中庸測量野帳 17:中庸復元測量 中庸第十七章

前回の続き

kamata-ei.hatenablog.com

中庸第十七章から

 中庸第十七章

孔子は、尭帝・舜帝の道を根源として受け継ぎ、文王・武王の道を模範とし、遵守すべきものとして提示した。上は天の季節の巡りをベースにして行動し、下は大地にある山川、海などの自然の在り方に従い行動した。

例えば大地は万物を載せ、天は万物を覆いつくす。

例えば四季が順序良く巡り、太陽と月が代わる代わる世を照らす。

万物はみな一斉に育っているが、互いの成長を妨げるようなことはしない。

多くの道をみな一斉に歩んでいるも、その互いの道が反しているということは無い。

孝弟忠信などの細かい徳は川の流れの様に隅々まで行き渡り、仁の様な根本的となる徳は、より厚くしっかりしたものとなる。

これこそが天地自然が偉大である理由であり、孔子の徳はこれに合致しているのである。

 

 

続く