目眩帳

主に東洋古典を自分の言葉で噛み砕いてくブログ。たまに俳句を詠んだり、他の記事も書きます

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 13

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 現在、老子(中公文庫版 小川環樹訳注)をベースに漢和辞典と助字小字典を使いながら自分なりの現代語訳を作っています。 www.chuko.co.jp 下篇に突入。最後まで頑張るぞ。 老子 下篇 第三十八章 第三十九章 第四十章 老…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 12

ブログタイトル変えました。なんか疲れてるから。 前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 老子 上篇 第三十六章 第三十七章 老子 上篇 第三十六章 相手を萎縮させるには必ず一旦、相手を勢いづかせる。相手を弱めるには必ず一旦、相手を強くさせる。相手を滅…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 11

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 老子 上篇 第三十三章 第三十四章 第三十五章 老子 上篇 第三十三章 人を正当に評価できる者は知恵者であるが、自分自身を正当に評価できる者は聡明な者である。人に勝つ者には力があるが、自分自身に勝てる者こそが本…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 10

久々の更新 前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 老子 上篇 第三十章 第三十一章 第三十二章 老子 上篇 第三十章 「道」を用いて君主を助ける者は、戦争で天下に力を示そうとしない。そのような事をすると、自分に行ったことが跳ね返ってくるという強い傾向…

俳句 2022年5月9日〜7月31日

だいぶ間が開いてしまった。 ツイッターでつぶやいた自由律俳句 5月 6月 7月 5月 5月9日予定を変えよう詰め込みすぎだ 5月13日免許更新で歳を重ねたことを感じる 5月15日3時間で1章しか訳せない己の未熟さよ 5月15日勉強後の一服の開放感 5月16日赤羽から秋…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 9

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 老子 上篇 第二十七章 第二十八章 第二十九章 老子 上篇 第二十七章 優れた旅をする者は、轍や足跡を残さない。優れた発言をする者はその発言に欠点が無く咎められない。優れた計算をする者は計算道具を使わない。扉を…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 8

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 老子 上篇 第二十四章 第二十五章 第二十六章 老子 上篇 第二十四章 つま先立ちで立つ者は、しっかりと立つことが出来ない。大股で歩き続ける者は、歩き進めることが出来なくなる。自分を見せびらかす者を皆は良く見よ…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 7

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 老子 上篇 第二十一章 第二十二章 第二十三章 老子 上篇 第二十一章 大きな徳のある人の様子だが、ただ「道」に従っているだけだ。「道」は、ただぼんやりしており、ただかすかにしか見えない。かすかでぼんやりしてい…

俳句 2022年5月9日〜5月31日

自由律俳句 俳句 雑感 俳句 予定を変えよう詰め込みすぎだ(5/9) 免許更新で歳を重ねたことを感じる(5/13) 3時間で1章しか訳せない己の未熟さよ(5/15) 勉強後の一服の開放感(5/15) 赤羽から秋葉原の半日(5/16) 馬鹿だと聞かれたら馬鹿だとしか答えようが無い(…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 6

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 老子 上篇 第十六章 第十七章 第十八章 第十九章 第二十章 老子 上篇 第十六章 虚しさの境地の極限に達し、静かであることを堅く守ることだ。万物がみな生じ盛んになるのを私は先に述べた二つのことによって万物が何処…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 5

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 老子 上篇 第十四章 第十五章 老子 上篇 第十四章 視ようとしても見えないので、なめらかなものと名付けられた。聴こうとしても聞こえないので、ほんの僅かな音と名付けられた。手で掴もうとしても手に入らないので、と…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 4

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 老子 上篇 第十三章 老子 上篇 第十三章 (一) 寵愛と恥辱は人を狂わせるものだ。名誉貨財という大きな患いを自分自身の様に大切にするという事である。寵愛と恥辱が人を狂わせるとはどういうことか。下の立場にいる者は…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 3

前回の続き。 kamata-ei.hatenablog.com 少しずつやってく。 老子 上篇 第九章 第十章 第十一章 第十二章 老子 上篇 第九章 水を満たした器を手を持ち続けるのは、結局はこぼれてしまうので、やめるに越したことは無い。武器の刃を研いで鋭くしても、その鋭…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 2

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 老子 上篇 第六章 第七章 第八章 老子 上篇 第六章 谷の神は死なない。これは母性の力である。母性の門は天地の根本である。細々としているが有り続けており、万物を生み出す力が尽き果てることは無い。 第七章 天は時…

3の壁を越えろ 老子現代語訳に挑戦 1

久々に中国古典について書く。 「精講 漢文」の勉強法「3の壁」 「老子」でやってやる 老子 上篇 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 「精講 漢文」の勉強法「3の壁」 この本で漢文の勉強をしてます。 www.chikumashobo.co.jp この本では、漢文の勉強法を習…

俳句 2022年4月23日〜5月8日

自由律俳句 俳句 俳句 其の嘘泣きには苦笑しか出ない(4/24) お前らと飲む茶が旨い訳が無い(4/24) 立つ鳥跡を濁さずで行こう(4/27) プラモデルで作りたいのは地上戦艦(4/30) 寒いのか暖かいのかはっきりしたまえ(5/1) 青空を見上げる心地良さ(5/4) 潜水艦の様…

俳句 2022年4月2日〜4月21日

主に自由律俳句。 俳句 俳句 予期せぬ探索に期待が膨らむ(4/3) 休息を望む目眩なき暮らしを望む(4/4) 今宵は俺の手抜き料理(4/6) 何を抱えようと生きるために働く(4/8) 読んでも解らぬので何度も読む(4/9) 気分も仕事も仕切り直しだ(4/10) 傘のお礼にタンメ…

俳句他 2022年3月14日〜4月1日

主に自由律俳句。他には短歌や近況や雑感。 俳句 短歌 近況と雑感 俳句 暖房の効いた喫煙所を出た後の冷たさの心地よさ(3/18) 道を行くための方位磁針を作る(3/19) 明日の我が身の平穏を願う(3/21) 目覚めの後の一服朝餉の後の一服(3/21) 大義正義そんなもの…

俳句 2022年3月1日〜3月13日

主に自由律俳句。 今日も無事に帰ろう(3/1) 我が身を省みるのみの易占(3/7)仕える学ぶを繰り返す(3/9)身を振り返りブログは開店休業とす(3/9)今後の我が身の振る舞いを考える(3/12)エアグルーヴが訪れる事を望む前に部屋の片付をしろ(3/12)久々に話…

俳句 2022年2月 まとめ

伏せて病を癒せ(2/1)真っ直ぐ歩けているかと問う出勤の朝(2/2)立て直せ身体と心(2/3)古の人に学ぶ一時(2/5)儚き世への匹夫なりの悪あがき(2/7)墓参り目指して親子でトレーニング(2/11)目覚めの煙草体中に回る(2/13)寒い休日朝のお出かけ(2/20)歩いたおかげで…

北渓字義ノート 64 二十五 鬼神(13~14)

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 北渓字義 二十五章 鬼神(全39節) 二十五-13 二十五-14 二十五-13 范祖禹は「其の誠有れば、則ち其の神有り、其の誠無ければ、則ちその神無し」と最もよい説き方をしている。 誠は真実無妄ということで理からいうが、心…

北渓字義ノート 63 二十五 鬼神(10~12)

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 北渓字義 二十五章 鬼神(全39節) 二十五-10 二十五-11 二十五-12 二十五-10 古の人の祭祀 魂気は天に帰り、魄気は地に帰る →祖先の御霊を陽の気によって求めたり、陰の気によって求めたりする。 『礼記』祭義篇 「生贄…

北渓字義ノート 62 二十五 鬼神(7~9)

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 北渓字義 二十五章 鬼神(全39節) 二十五-7 二十五-8 二十五-9 二十五-7 人の身体について 陰陽の二気が人間の身体の中につまっている。 寤寐(ごび) 寤は陽、寐は陰。 語黙 語は陽、黙は陰。 動静、進退、行止など →みな…

北渓字義ノート 61 二十五 鬼神(3~6)

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 北渓字義 二十五章 鬼神(全39節) 二十五-3 二十五-4 二十五-5 二十五-6 二十五-3 天地の間 ①どんな物にも陰陽が備わっている ②どんな所にも陰陽が存在している ①と②が成立するなら 鬼神はどこにでもあることになる。 神…

北渓字義ノート 60 二十五 鬼神(1~2)

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 北渓字義 二十五章 鬼神(全39節) 二十五-1 二十五-2 二十五-1 鬼神の説明は長くなるので、いくつかの項に分ける。 ①古の本に書かれている鬼神本来の意味 ②古人の祭祀について ③後世の淫祀について ④後世の妖怪について …

北渓字義ノート 59 二十四 義利(9~11)

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 北渓字義 二十四章 義利 の続き 二十四-9 二十四-10 二十四-11 二十四-9 人情に従うということについて どんなことでも、理として当然のことを考慮せず、ひたすら人情に流されて決断を下すことが出来ない→利 二十四-10 …

北渓字義ノート 58 二十四 義利(5~8)

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 北渓字義 二十四章 義利 の続き 二十四-5 二十四-6 二十四-7 二十四-8 二十四-5 利害損得を計り比べる私心について 天子が天下の富を持っているのに親を養うのに、金品の出し惜しみをする→利 子貢が礼が行われていない…

北渓字義ノート 57 二十四 義利(4)

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 北渓字義 二十四章 義利 の続き 二十四-4 二十四-4 何かが欲しくて善をなし、何かが怖くて悪をしない→利 収穫をあげるために耕し、田地を良くする為に開墾する→利 『易経』の25番目の卦「无妄」の六二の爻辞「耕穫せず…

北渓字義ノート 56 二十四 義利(3)

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 北渓字義 二十四章 義利 の続き 二十四-3 二十四-3 人が生きていくための生活手段としての財貨について 金儲けをしてよい場合に金儲けをし、利益を手に入れて良い場合に利益を手に入れる →義 人を騙すような不正な手段…

北渓字義ノート 55 二十四 義利(1~2)

前回の続き kamata-ei.hatenablog.com 北渓字義 二十四章 義利(全11節) 二十四-1 二十四-2 二十四-1 義と利は対になっているが相反している。 義から離れるとすぐに利に入る。 義と利の違いは極めて微妙。 義→天理の宜しきを得たもの。 利→人の感情が欲する…